今回は、私が実践しているシンク下の水漏れを防ぐための簡単なチェック習慣をご紹介しますね。まず、月に1回程度で良いので、「シンク下の整理整頓&目視チェック」をしましょう。収納している物を一度全部出して、奥の方までしっかり確認します。床が湿っていたり、シミができていたりしないか?配管の接続部分に水滴がついていないか?排水トラップやホースに異常はないか?目で見て、手で触って、異常がないかを確認します。特に、排水トラップの接続ナット周辺や、給水・給湯管の根元は念入りにチェック!ついでに、収納スペース全体をきれいに拭き掃除しておくと、カビ予防にもなりますよ。次に、「物を詰め込みすぎない」こともポイントです。シンク下は便利な収納スペースですが、物をぎゅうぎゅうに詰め込むと、配管に物が当たって接続部が緩んだり、ホースが折れ曲がって負担がかかったりする可能性があります。また、物が多すぎると、万が一水漏れが発生した時に発見が遅れてしまうことも。収納は8割程度を目安に、配管周りには少しスペースを空けておくように心がけましょう。重いものを配管の上に直接置くのも避けた方が良いですね。そして、「排水口の掃除」も間接的に水漏れ予防に繋がります。排水口や排水トラップにゴミや油汚れが溜まると、水の流れが悪くなり、配管の接続部分に余計な圧力がかかって水漏れを引き起こすことがあります。こまめにゴミを取り除き、定期的にパイプクリーナーなどで掃除するようにしましょう。排水トラップも、年に1〜2回程度、分解して内部を掃除すると、詰まりや臭いだけでなく、接続部の緩みやパッキンの劣化などもチェックできるのでおすすめです。(分解・再組立に自信がない場合は無理しないでくださいね!)最後に、「蛇口の根元」も時々チェック!蛇口の付け根あたりがグラグラしていないか、根元から水が滲んでいないかを確認します。もし異常があれば、早めにパッキン交換などを検討しましょう。