「水漏れだ!元栓を閉めなきゃ!でも、どこにあるんだ?」。いざという時に、水道の元栓がどうしても見つからない。そんな、パニックになりそうな状況に陥ってしまった場合でも、諦める必要はありません。落ち着いて、いくつかの対処法を試すことで、活路を見出すことができます。まず、もう一度、基本的な設置場所のセオリーを、頭の中で再確認しましょう。「戸建て住宅」であれば、敷地内の「屋外」の地面です。道路との境界線近く、玄関アプローチ、駐車スペースの隅などを、再度、注意深く探してみてください。落ち葉や、植木鉢の下に、隠れてしまっていることもあります。蓋には「量水器」や「メーター」という文字があるはずです。「マンションやアパート」であれば、玄関ドアの「すぐ横」にある、金属製の扉「メーターボックス(パイプシャフト)」の中が、最も可能性が高いです。見当たらない場合は、廊下のどこかに、他の部屋と共用のボックスがないかを確認します。これらの基本的な場所を探しても、どうしても見つからない場合。次に頼りになるのが、「水道ご使用量のお知らせ(検針票)」です。この検針票には、毎月の使用量だけでなく、お客様番号や、水道メーターの番号といった、重要な情報が記載されています。そして、多くの場合、その片隅に、「メーター位置:玄関横」といったように、メーターボックスの場所が、簡単な図や言葉で、示されていることがあります。まずは、手元にある検針票を確認してみてください。それでも分からない、あるいは検針票が見当たらない、という場合は、いよいよ、専門家の助けを借りる段階です。連絡すべき相手は、あなたがお住まいの地域の「水道局」の、お客様センターや、営業所です。水道局に電話をかけ、あなたの住所と氏名を伝えれば、彼らは、その住所に設置されている水道メーターの正確な位置情報を、データとして把握しています。そして、元栓の場所を、電話口で丁寧に教えてくれるはずです。緊急の水漏れで、一刻を争う場合は、その旨を伝えれば、さらに迅速に対応してくれるでしょう。水道の元栓は、必ず、あなたの家のどこかに存在します。自力で探すことに固執せず、検針票や、水道局といった、確実な情報源を、ためらわずに活用すること。それが、パニックを乗り越え、問題を解決するための、最も賢明な近道なのです。
水道の元栓が見つからない時の対処法