マンションやアパートなどの集合住宅に住んでいる人にとってユニットバスからの水漏れで最も恐ろしいのは階下の住人に迷惑をかけてしまうことであり一度階下漏水を起こすと多額の賠償金が発生するだけでなく近隣トラブルに発展して住みづらくなることもあるため日頃からの点検と予防が欠かせません。階下への水漏れを防ぐためにチェックすべきポイントの一つ目はコーキングの状態であり浴槽と壁の隙間やドア枠周りのコーキング材が剥がれていたりひび割れていたりするとそこからシャワーの水などが侵入して床下に溜まり防水パンの許容量を超えて階下へ漏れ出す原因となるため劣化を見つけたら早めに打ち直しを行う必要があります。二つ目のポイントは排水口の流れ具合であり排水の流れが悪くなっていると排水管内で水が逆流し接続部分から漏れ出す圧力がかかることがあるため定期的にパイプクリーナーなどで掃除を行いスムーズに排水される状態を保つことが大切です。三つ目は点検口の中の確認でありユニットバスには通常エプロン内部や天井裏などを確認できる点検口が設けられていますがここを開けて懐中電灯で照らし床下のコンクリート部分に水溜まりができていないか配管から水が滲んでいないかなどを時々チェックすることで目に見えない場所での水漏れを早期発見できます。四つ目は蛇口やシャワーを使用した時の異音や水圧の変化に注意することでありもし水を出した時に壁の中で「シュー」という音がしたり急に水圧が弱くなったりした場合は給水管から漏水している可能性があるため直ちに使用を中止して業者に調査を依頼する必要があります。五つ目は床や壁の感触であり洗い場の床を踏んだ時にブヨブヨと沈むような感覚があったり壁の下の方が変色していたりカビが生えていたりする場合は内部で水漏れが起きて木材が腐食しているサインかもしれないので見逃さないようにしましょう。これらの点検を定期的に行うとともに万が一に備えて個人賠償責任保険への加入や補償内容の確認をしておくことそして少しでも異常を感じたら管理会社や専門業者に相談するという慎重な行動をとることが階下漏水という最悪の事態を回避するための唯一の方法です。