立水栓というと、公園などにあるようなシンプルなものを思い浮かべるかもしれませんが、最近ではデザイン性の高いおしゃれな製品がたくさん登場しており、庭の雰囲気を格上げするアイテムとしても注目されています。ここでは、おしゃれな立水栓を設置して、庭の印象が変わった実例をいくつかご紹介しましょう。事例1:ナチュラルガーデンに溶け込むレンガ調立水栓。Aさんのお庭は、草花が多く植えられたナチュラルな雰囲気。そこに、温かみのあるレンガ調の水栓柱と、同じテイストのスクエア型パンを設置しました。蛇口もアンティーク調のブロンズ色のものを選び、まるで昔からそこにあったかのような佇まいに。無機質になりがちな水栓が、庭全体の雰囲気にしっくりと馴染み、フォーカルポイントとしても機能しています。水やりをする時間も、以前より楽しくなったそうです。事例2:モダンスタイリッシュなステンレス立水栓。Bさん宅は、直線的なデザインのモダンな建物。庭もシンプルでスタイリッシュな空間を目指していました。そこで選んだのが、ヘアライン仕上げのステンレス製立水栓です。シャープな角柱のデザインと、光沢を抑えた質感が、建物や外構の雰囲気と見事に調和。パンは設置せず、代わりに化粧砂利を敷き詰めることで、よりミニマルで洗練された印象に仕上げました。生活感が出やすい水栓を、あえて見せるデザイン要素として取り入れた好例です。事例3:ウッドデッキに合わせた木目調二口立水栓。Cさん宅では、広いウッドデッキでバーベキューなどを楽しむことが多く、その近くに立水栓を設置したいと考えていました。ウッドデッキの雰囲気を壊さないように、木目調のデザインの水栓柱を選択。さらに、ホースを繋いだままでも手洗いや野菜洗いがしやすいように、二口タイプの蛇口を選びました。デザイン性と実用性を両立させ、ウッドデッキでのアクティビティがより快適になったと満足されています。これらの事例のように、立水栓は単なる水の供給設備ではなく、庭のデザインを構成する重要な要素となり得ます。水栓柱の材質や色、形状、蛇口のデザイン、パンの有無や素材などを、庭全体のテイストに合わせて選ぶことで、機能性だけでなく、見た目の美しさも手に入れることができます。これから立水栓の設置を考えている方は、ぜひデザインにもこだわって、お気に入りの空間を作り上げてみてはいかがでしょうか。
庭が変わるおしゃれ立水栓の設置実例